カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

大本山永源寺含空院方丈新築工事

東近江市今在家町 社寺建築 巧技工務店様施工

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この度、出入り職人のお許しを頂いております大本山永源寺に於かれまして含空院方丈が上棟されました。

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新緑の時期も過ぎ、周りの木々の緑も一層力強くなった中で見るその木組みは圧巻です。滅多に見る事の出来ない光景ですので、是非お早めに見学旁お参りにお越し下さい。

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方丈に引き続き含空院常住(庫裡)も新築されます。どちらも完成は平成二十八年に行われます、本山開山六百五十年遠諱法要に合わせて進められる予定です。私が畳を納めさせて頂くのはまだまだ先ですが、今から楽しみでワクワクしています。皆様のお参りをお待ちしております。

 

 

野洲川土山 鮎解禁

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日野町に仕事で来ていたので、少し足を伸ばして本日解禁の野洲川上流、土山漁区を覗いてきました。ご覧の通りの渇水で、状況はあまり芳しくないとの前情報も有り、釣り人の数もちらほらで、見ている間も一向に竿が曲がりません。

しかし、ふっと橋の上流に目をやると、たった一人ポンポンと鮎を掛ける釣り師が目に入ります。

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ん?さては!で近づいてみます。

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ハハ、釣る筈です。私が所属する鮎トーナメント倶楽部、TEAM ーTOPSの会長であり、ダイワフィールドスタッフの幸野敦弥さんでありました。

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釣れる?との問いに、あんまり釣れんなあの返事とは裏腹に、次々と鮎を掛けていきます。流石です。

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時間は午前10時過ぎ。引舟を開けてみると、サイズは小ぶりですが既に40匹近い鮎がひしめき合っていました。どこが釣れんのでしょうか?

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このように釣る人は釣ります。鮎は沢山見えますので、一雨か二雨が降って、河川工事で出た砂や古い垢を洗い流してくれれば大いに期待出来ると思います。状況を良く確かめてお出かけください。

 

道具畳と畳豆知識

八角台鐘敷

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六角台鐘敷

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寺院仏閣でよく用いられるお道具がこの鐘敷です。厚畳(二畳台)、拝敷とは別に、鐘台として用いられ、寺院仏閣の調度具としてもその様式は様々です。

 

拝敷四天付き白中紋四方縁(七五三紋)

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拝敷も寺院仏閣の道具畳として欠かせないもので、その様式、仕様も格式や伝統定法によって多岐にわたります。ご覧の拝敷は一畳丈では代表的な調度畳で、四天とは拝敷の四方に鎮護の四神を配したものです。詳しくは永源寺派寺院施工例に記載しております。

 

畳豆知識

カビについて

間もなく梅雨の季節に入ります。この時期畳にとって一番気になるのがカビの発生です。畳が新しければ新しい程カビる可能性も高く、これはイ草がまだ生きている証拠で、イ草は泥染めした後、水分量0%近くにまでに乾燥させます。その後畳表に織り上げられ、そして製品になるまでに徐々に水分を吸収し復元していきます。つまり水分を欲しがっています。そんな時に梅雨が来ると必要以上に水分を吸収しすぎてカビの発生となります。カビ対策としまして特に畳の新しいうちは部屋の換気に気を配り、部屋を閉め切らず、天気の良い日には風を通してやり、雨の日や晴れていても雨後の湿度の高い日は開け広げず、夜エアコンの除湿を一時間程度回していただくだけでも効果はあります。それでも万が一カビた場合、別に悲観する必要はありません。本来畳は一回はカビるもの。これで来年からカビの心配は無いと割り切ってこまめに乾拭きをしてください。梅雨が過ぎるのと並行して徐々に終息します。間違っても腐ってしまうような事はありません。但し、何もせず乾拭きを怠るとカビの繁殖がますます酷くなり、最初白かったカビが青カビや赤カビに変わると畳表が変色する恐れが生じます。面倒でも根気よく乾拭きをしてあげてください。防カビ加工を施す方法もありますが、効果は100%ではありませんし薬品処理には違いないので当店ではあまり推奨しておりませんが、どうしてもとおっしゃる方には対応させていただきます。

シロアリについて

シロアリの被害に遭った畳

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この時期何よりも注意をしなければならないのがシロアリです。6月から8月にかけて羽化が始まり、一番の活動時期に入ります。年々その被害は増え、またシロアリの抵抗力も強靭化の傾向にあるように感じます。

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大きさは白ゴマ位で見た目はアリのように見えますが、正しくはゴキブリの仲間に属するそうで、なるほどその生態は極めて狡猾で悪賢く、そしてその爆発的な繁殖力には恐怖さえ感じます。シロアリに関しては被害は畳で済む話では無く、地中より柱などを伝って這い上がり床板や敷居を順次食いながら畳に入ってくるので、畳に異常が出て何かおかしいと感じた頃にはかなりの数のシロアリが繁殖しているケースも少なくありません。

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上の写真のように普段出入りする所でもない部屋の隅の畳の縁がボロボロになっているとか、とにかく畳や敷居、畳ヨセが不自然な痛み方や変色があれば要注意。そこが和室であれば直ぐに畳屋に相談されることをお勧めします。異常が無い場合でも何時シロアリはやって来るかわかりません。シロアリにつかれにくい環境を作る事が大事です。

1、家の周りに木材を置かない。

2、縁の下の通気を良くし、瓦や陶器類の湿気を呼びやすい物を置かない。

3、一階の部屋、押入れに大量の紙類、布団類を長期間同じ場所に置かない。

4、使わない部屋を作らない。

シロアリは自分達が見つけられにくく平穏に暮らせる人の出入りの少ない部屋を狙う傾向にあります。これからの季節は上記の事に気を配り、何か異常を感じたら直ぐにご相談ください。

 

 

 

 

奥永源寺にて

本日は、いつもお世話になっている巧会の皆様と、奥永源寺へ渓流釣りに行ってきました

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水位は渇水気味ですが、前日に本年最終の追加放流が有り、本日は天候に恵まれて水温も上がり、皆さん好釣果をあげられて案内役の私としましても嬉しい一日でした。

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仕事同様真剣そのもの。何より飲み込みの早さと初心者とは思えぬ手先の器用さには恐れ入ります。さすがは巧会の職人さんであります。

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間もなくして当たり!

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そして取り込み

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ご覧の釣果

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所用で先に帰られたお二人も、まずまずの釣果で何よりでした。次回は是非、川釣り師の聖地、長良川郡上八幡で天然アマゴに遊んでもらいましょう。

 

 

 

 

 

縁無畳施工例

オオツホーム有限会社様(蒲生郡日野町石原)施工

使用表:セキスイ美草 市松ブラック 市松グレー

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有限会社 辻工務店様(犬上郡甲良町下之郷)施工

使用表:ダイケン和紙健やかおもて 清流銀白色

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有限会社 デュークス様(彦根市西今町)施工

使用表:ダイケン和紙健やかおもて 清流黄金色

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様々な素材、豊富なカラーバリエーションの中から、お客様のご希望に沿った最適な空間造りのお手伝いをさせていただいております。

 

施工例

浄土真宗本願寺派 玉尾山浄光寺様(東近江市甲津畑町) 本堂畳工事

 

下陣表替え 使用表:広島織麻綿W検査印入り 使用縁:銀七宝

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内陣余間新畳入れ替え 使用表:広島織麻綿W検査印入り 使用縁:白中紋

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二畳台白中紋四方縁(新調)

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一間二畳台白中紋二方縁(新調)

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浄土真宗のお寺でよくお使いになられるお道具がこの一間物の二畳台です。左右二台ずつ、合計四台お作法により使用されます。厚みはお寺により様々で、五畳台といった厚い物を使用されるお寺もあります。

 

 

 

畳職人の道具 其の三

針いろいろ

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縫針   畳、道具畳(二畳台など)、拝敷などの製作には、様々な長さ、形状の縫針を必要とします。写真左から床針(6寸5分)、本返し(5寸3分)、間差し(4寸8分)、平差し(4寸5分)、ござ針(4寸~3寸)の5種類と、写真右下の特殊な曲がり針など作業に応じて使い分けます。

 

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待針     表張りの作業時に使用します。通常は片側9本、両側で18本用いますが、超高級表になると24本使用することもあります。

 

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縁引針     畳縁を止めたり、畳表のい草の並び筋を真っ直ぐに矯正するのに用います。また部屋の採寸にも使用します。

施工例

浄土宗安養寺様 (東近江市山上町)

内陣畳入れ替え工事紋縁仕上げ(使用表:広島織麻綿W検査印入)

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二畳台白中紋四方縁二紋上げ

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二畳台(厚畳)は、寺院仏閣の世界で用いられている道具畳(有職畳)の代表的なものです。大きさ、厚さ、用いる紋縁など、その様式は寺格により様々ですが、特に格式を重んじる場所に用いられ、寺院仏閣の寺格を示す道具畳として大きな位置を占めております。造作には機械は全く通用せず、手作り、手縫い、手加工による造作技能を必要とした有職技術をマスターしないと扱えない仕事です。

 

 

縁無畳について

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

本年第一回目は縁無畳についての投稿です。

施工例

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使用表いろいろ

本琉球(青表)

琉球、または青という草で織り上げた畳表で、本来この表を使用した縁無畳もしくは縁付き畳を琉球畳と申します。

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縁無用藺草表(左)と本琉球(右)

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人工表いろいろ(セキスイカラー表など)

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現在、縁無畳に使用する表には様々な素材の物があります。人工素材、和紙、琉球表(青表)または縁無用藺草表の天然素材など、その特性やカラーも多種多様です。お客様の個性が一番活かせる快適な空間創りのお手伝いをさせていただきます。

お知らせ

コメント欄についてですが、いたずら書きが多い為、現在休止しております。

ご了承ください。

施工例 (臨済宗永源寺派寺院)

臨済宗永源寺派 宝珠寺様(東近江市相谷町) 本堂畳入れ替え工事総紋縁仕上

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白中紋四井敷(使用表 広島織麻綿W検査印入り)

 

 

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白中紋回り敷

 

 

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銀七宝小紋えん敷

 

 

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床の間   床の間、茶室専用高級表のりゅうびんという表を使用しています。通常の畳表は泥染めにより青白く仕上げるのに対し、りゅうびん(龍鬢)は藺草を夜露にさらした後天日乾燥の作業を繰り返し行う事により、藺草を膨らませると同時に油分を飛ばし、わざと黄色く仕上げた表です。目幅も通常の表の2倍の小目と、3倍位の大目の二種類があります。

 

 

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拝敷四天付き白中紋四方縁(七五三紋)    永源寺派のお寺には、お経のご作法上欠かす事のできないお道具の一つです。四隅に配置した四天は、四方の鎮護に当たる四神を意味し、東に持國天王、西に広目天王、南に増長天王、北に毘沙門天(多聞天王)を配するという意味があり、拝敷の中央に座られるご住職をお守りいただく意味合いを成しております。

 

 

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上が白中紋、下が銀七宝です。紋縁は部屋の寸法がどうであれ、隣の畳と柄を合わし、尚且つ敷居際で紋が欠ける事無く納めるのが基本となります。この紋縁を使う仕事を有職造作と言い、手間のかかる仕事ですが畳屋の技量が試される仕事であります。